東京都知事選…蓮舫参院議員「7つの約束」とは?
東京都知事選への立候補を表明している蓮舫参院議員が18日、公約を発表した。「あなたと次の東京へ。」と銘打ち、「7つの約束」を掲げた。 (1)現役世代の手取りを増やす~本物の少子化対策 (2)あなたの安心大作戦~頼れる保育・教育・介護・医療へ (3)もっと多様で生きやすく~あなたの人生の選択を大切にする (4)本物の行財政改革~徹底見直しで、ガラス張りの都政に (5)本物の東京大改革~古い政治から、新しい政治へ (6)東京全体をもっと良くする~未来への責任/住みよい多摩へ (7)良い政策は発展させる~行政の継続性も大切に 蓮舫氏の政策では「本物の少子化対策」として、現役世代の手取りを増やすために東京都の非正規職員を、正規化するための処遇改善をするとともに、子どもが多くいる世帯(住民税非課税世帯)への「家賃補助制度」を作る、としている。 さらに、「保育、教育、介護、医療」の充実を掲げ、具体策として、こうした現場で働く人の奨学金返済支援や家賃補助を充実させる。また、DX化を進めることで、教師の負担軽減を実現し「子どもと教師の時間」を増やす事を目指す、としている。 また、現職の小池東京都知事との違いを明確化するため「絶大な権力を有する知事だからこそ、政治資金パーティーはしない」と宣言。その上で「トップの思いつき」で自治体との調整が不十分だとして「ボトムアップの政治」を目指すと掲げている。 このほか、選択的夫婦別姓が実現するまでは異性間でも望めば叶うパートナーシップ宣誓制度を導入。本物の行財政改革の実現のために「東京版・行政事業レビュー」を導入するなどとしている。 ◇ ◇ ◇ 一方、小池東京都知事も18日、「もっと!よくなる!東京大改革3.0」と題した公約を発表した。災害対策や子育て支援などを柱としている。 都知事選にはほかにも、安芸高田市前市長の石丸伸二氏や元航空幕僚長の田母神俊雄氏など、これまでに50人以上が立候補を表明している。