【独自】日本人宇宙飛行士が近く月面へ…文科相が来年渡米しNASAと正式締結の方向
日テレNEWS NNN
日本人が初めて月面に立つ日が近く来ることになりそうです。少なくとも2人の日本人宇宙飛行士がアメリカ主導の月面探査計画に参加する調整が進められていて、来年、文部科学相が渡米し、NASAと正式締結する方向であることがわかりました。 【解説】山崎直子宇宙飛行士に聞く 日本の宇宙開発 今後の“月探査”は… 人類が初めて月面着陸に成功した「アポロ計画」が終了して半世紀あまり。再び月面着陸・探査を目指すアメリカ主導の「アルテミス計画」に少なくとも2人の日本人宇宙飛行士が参加する方向で最終調整が行われていることが関係者への取材でわかりました。 月面への着陸は2025年以降の予定で、新人宇宙飛行士候補の米田あゆさんが参加する可能性もあり、日本の計画への貢献に応じて参加人数が増えることもあり得るということです。「アルテミス計画」に向けては、日本は月面を走行することができる「有人与圧ローバ」を開発し、提供することが決まっています。 来年、文部科学相がアメリカでNASAの長官と最終調整を行った上で正式に締結するということです。