23日~25日 東・西日本の日本海側を中心に平地も大雪か 道路の気象影響リスク大
【近畿・中国地方・九州】 22日(月)夜から影響リスクが大きくなるでしょう。近畿北部や山陰、九州北部は断続的に雪が降り、山地だけでなく、平地でも大雪となる恐れがあります。雪を伴って風が強く、見通しが悪化することもありそうです。近畿中部・南部、山陽、九州南部にも雪雲が流れ込み、平地でも積雪となる所があるでしょう。車は冬の装備で、雪道に慣れない場合は公共交通機関を使うなど、無理のないようになさってください。 【四国】 22日(月)夜から強風による影響リスクの大きい道路があります。風が強く、車は横風に流されやすくなりますので、いつも以上に慎重な運転を心がけてください。山地には雪雲の流れ込む所もありますので、積雪や路面の凍結にも注意が必要です。 道路ごとの影響については、道路の気象影響予測も参考になさってください。(気象予測に基づく影響予測ですので、実際の規制状況は道路管理者等の発表をご確認ください。)
雪道の運転 注意するポイントは
雪道で、車を運転する場合は、スノータイヤを装着し、急発進、急停車にならないよう、普段よりもゆっくり慎重に運転してください。車間距離は普段の倍以上とりましょう。トンネルの出入り口や橋の上などは路面が凍結しやすいため、特に注意が必要です。通行止めや渋滞の情報をあらかじめ確認してから出かけましょう。 2輪車(バイクや自転車)は転倒のおそれが非常に高いため、運転しないでください。公共交通機関を利用する場合は、間引き運転や減速運転により、普段より時間がかかり、混雑することが予想されます。運行情報や迂回ルートを確認してから行動してください。 大雪のピークが過ぎてないときに行動すると、大きなケガにつながったり、帰宅困難になったりします。慎重に行動してください。
日本気象協会 本社 吉田 友海