【陸上】創価大 在籍選手のドーピング違反受け謝罪コメント発表 榎木和貴監督「指導・監督が行き届かなかった」
創価大は15日、陸上競技部駅伝部の在籍選手であるリーキー・カミナ(3年)がドーピング規則違反を犯したことを受け、謝罪文を発表した。 創価大・榎木和貴監督 コメント全文 カミナは昨年9月に日本インカレ男子5000mで優勝したものの、大会後のドーピング検査において検体から禁止物質(ナンドロロン)が検出された。カミナは10月9日の出雲駅伝にも出走して3区区間2位の成績を収めていたが、その3日後の10月12日に公益財団法人日本アンチ・ドーピング機構(JADA)より通知があったという。 大学によると、カミナは昨年7月21日から9月5日にケニアへ帰国。滞在中、体調不良に陥り、成分の確認を怠ったまま10日間にわたって市販の薬を摂取したとされる。 カミナは10月12日より3年間の資格停止処分が科され、日本インカレの優勝記録が取り消されるほか、出雲駅伝におけるチームの全成績が失効される。 創価大は出雲駅伝において過去最高の2位に入り、4区の山森龍暁(4年)と5区の吉田響(3年)が区間賞を獲得していた。大学によると、カミナは現在ケニアへ帰国しているという。 榎木和貴監督は大学のホームページを通じて「関係者の皆様に残念な思いをさせてしまったことを大変申し訳なく感じております。指導・監督が行き届かなかったことをお詫び申し上げます。本学陸上競技部駅伝部は、皆様の信頼を取り戻せるよう、再発防止策をチームとして徹底するとともに、一層の競技力の向上に取り組み、努力を重ねてまいります」とコメントを残している。
月陸編集部