藤浪晋太郎 背番号「14」のワケは「数字の見た目が…」 新天地オリオールズ初登板
◇MLB レイズ3-0オリオールズ(日本時間22日、トロピカーナ・フィールド) 新天地オリオールズで7回に初登板を迎えた藤浪晋太郎投手。その初球、いきなりHRを打たれるも、その後は3人できっちりと抑えて1失点の成績を残しました。 【画像】オリオールズ移籍後初登板した藤浪晋太郎選手 2日前に家を引き払って荷物をまとめ、前日に飛行機で移動してきたという藤浪投手は、この日の試合開始約3時間前にグラウンドに姿を現すと、投手陣との円陣でチームメイトと握手を交わし、拍手で迎えられました。 MLB挑戦の年となった藤浪投手は、シーズン序盤に先発中心で登板するも、「縦長のストライクゾーンが一番(日本と)違うな」と制球に苦しみ、4月は27失点(自責点26)与四球16防御率13.00と苦しいスタートとなりました。 しかし、5月からは中継ぎ中心となって、6月には5失点与四球6防御率4.35と数字も安定。 取材陣から、ここ2か月の成績について問われると「やっと落ち着いてきて、慣れてきた。自分自身のパフォーマンス、フィーリングも安定してきてちょうど噛み合ってきているのかなと思うので継続したい」と話しました。 そして、リーグ最下位のアスレチックスから首位のオリオールズへ電撃移籍。「11」だった背番号は、新天地オリオールズで「14」となりました。 背番号「14」になった理由について聞かれると、「空いている番号が10番台で、14・15・16あたりが空いていた。なんとなく見た目がすらっとしている数字を選んだというぐらいの感じ」と説明した藤浪投手。 試合後、ハイド監督は「あの初球は狙われていた。球は走っていたと思う。直球も160キロ台が出ていて、スプリットもよかった。昨晩、飛行機に乗って移動して来た状況でしたが、後続をしっかり抑えたと思う」とまずまずの評価をしました。 新天地の首位チームでどんな活躍を見せるか、藤浪投手のメジャー元年後半戦に期待が高まります。