3月開院した済生会新潟県央基幹病院(三条市)月の残業が最長120時間超、労基署から是正勧告
済生会新潟県央基幹病院(新潟県三条市上須頃)は10月22日、職員に月の残業時間が最長で120時間を超えるなど違法な時間外労働をさせていたとして、三条労働基準監督署から是正勧告と指導を受けたと発表した。勧告、指導は8月9日付。病院は、2024年3月の開院に伴う業務が時間外労働増加の要因だとし、超勤管理の徹底や業務の見直しなどで改善するとしている。 県央基幹病院の画像はこちら 県央基幹病院によると職員数は767人。勧告を受けるまでに、事務職員や医師ら34人が「過労死ライン」とされる月80時間超の残業をした月があった。このうち12人は月100時間を超えていた。 病院は10月10日、三条労基署へ是正対応の状況を報告した。今後、正式な報告書を提出する。