<KinKi Kids堂本剛>27年ぶり映画主演 今年10月公開「まる」 監督&プロデューサーから熱烈オファー
きっと正しくないし、もはや楽しくもないことは分かっているが、いらぬ優しさがそうさせてしまうのかも知れない。そんな沢田を演じるうえでいろいろを整えることをやめて、崩すイメージで演じさせていただきました。
共演者の皆様がとても優しく接してくださいました。荻上監督をはじめスタッフの皆様も大変優しく接してくださいました。そのことがいちばんうれしくて幸せでした。「人は人に優しく生きることができる」を叶え合い、大切な一日を繰り返し完成した作品『まる』。“まる”という言葉や文字を皆様はどう捉えてこの作品を楽しんでいただけるか、興味深いところです。
劇中でもたくさん“まる”を描きました。細部に渡る隅々まで。たくさんたくさん描きました。世の中が平和を諦めずに、平和を作ることへ時間や命をつなげてほしいと想(おも)いを込めて「。」
◇映画「まる」ストーリー
美大卒だが、アートで身を立てられず、人気現代美術家のアシスタントをしている男・沢田。独立する気配もなければ、そんな気力も失い、言われたことを淡々とこなすことに慣れてしまっている。ある日、通勤途中に事故に遭い、腕のケガが原因で職を失う。部屋に帰ると、床にはアリが一匹。そのアリに導かれるように描いた○(まる)を発端に、日常が○に浸食され始める。