米「バドライト」首位から陥落 ビール、広告巡り不買運動
【ニューヨーク共同】ビール世界最大手アンハイザー・ブッシュ・インベブの主力ビール「バドライト」が、米国での売り上げトップの座を奪われたことが分かった。複数の欧米メディアが14日報じた。SNSで影響力を持つトランスジェンダー俳優を広告に起用し、保守派から不買運動を受けていた。 調査会社ニールセンのデータを分析したコンサルティング会社バンプ・ウィリアムズの調査を基に伝えた。 首位になったのは酒類飲料会社大手コンステレーション・ブランズが販売するビール「モデロ・エスペシャル」で、6月3日までの4週間で米国の小売店の売り上げで8.4%を占めた。バドライトは7.3%だった。