提供元：九州朝日放送

福岡県川崎町の自宅で、覚醒剤を所持していた疑いで４２歳の女が３０日逮捕されました。また、女に任意同行を求めた警察官の職務を妨害したとして、４９歳の交際相手の男も３０日逮捕されています。 警察によりますと、田川郡川崎町の無職・首藤千帆容疑者（４２）は先月２５日、自宅で覚醒剤を所持していた疑いがもたれています。 首藤容疑者は先月２２日、川崎町内の商業施設で、薬物使用者特有の不審な動きを警察官に見とがめられ、警察署への任意同行を求められました。 しかし、その際知人の梅本英樹容疑者（５６）を携帯電話で呼び出し、「パトカーには乗らない。梅本容疑者の車で行く」と言い出したということです。 首藤容疑者が乗る梅本容疑者の車に、パトカーが追従する形で署に向かっていましたが、その途中、首藤容疑者と交際していた木村義生容疑者（４９）が車で割り込んでパトカーの進行を妨げ、首藤容疑者と梅本容疑者を逃がす形になりました。 警察は、先月２５日に首藤容疑者の自宅に家宅捜索に入り、覚醒剤を発見するとともに、梅本容疑者を先月２９日、犯人隠避の疑いで逮捕しました。 首藤容疑者と木村容疑者については３０日、一緒に警察署に出頭してきたところを逮捕したということです。 ２人とも容疑を認めています。