営業休止中の「君田温泉森の泉」、新たな運営事業者決定 広島県三次市 8月1日の開業予定
営業休止中の広島県三次市君田町の「君田温泉森の泉」の新たな運営事業者について市は22日、選考審査委員会の審査結果を踏まえ、公園管理などのジャパンクリーンサービス(三次市)と関連2社で構成する企業体「MORINOIZUMI」を選んだと発表した。企業体は8月1日の開業を予定している。 【地図と写真】君田温泉森の泉 関連2社は、サービス業のウェルス(島根県邑南町)と斎場運営の日本斎苑(広島市中区)。3社とも同じ経営者で、ジャパンクリーンサービスは広島県世羅町のレクリエーション施設「せら香遊(こうゆう)ランド」などの指定管理を担う。ウェルスも邑南町の宿泊施設「いこいの村しまね」などの指定管理者。 企業体によると、開業までに浴場改修を予定する。地域の食や省エネ対策も重視。従業員の半数は君田町内で採用し、地域行事にも参加する。 選考審査委は15日にあり、2事業者が事業計画を発表。この企業体の温泉・宿泊施設の運営経験などが評価された。
中国新聞社