核廃絶運動の次世代継承を 福島と被爆地で原水禁大会
原水爆禁止日本国民会議(原水禁)は17日、今年の世界大会を28日から8月9日にかけて福島、広島、長崎で順次開催すると発表した。核廃絶運動の次世代継承や、国際社会の核軍縮を目指すことなどを柱とする。 原水禁の谷雅志事務局長は来年被爆80年を迎えることに触れ「これまで被爆者が果たしてくれていた役割を、どう受け継いでいくか。非常に大きなテーマとなる」と意気込んだ。 福島県郡山市で開かれる福島大会(28日)では、原発に頼らない社会の在り方を議題とする。広島大会(8月4~6日)では、海外在住の被爆者について調査した若い世代による報告が行われる。長崎大会(7~9日)では、被爆2世についても意見を交わす。