横峯さくら、2年ぶりトップ10入り射程圏内「自分のゴルフできれば結果ついてくる」
<国内女子ゴルフツアー:ニチレイ・レディース>◇第2日◇15日◇千葉・袖ケ浦CC新袖C(6584ヤード、パー72)◇賞金総額1億円(優勝1800万円) 国内ツアーで09年賞金女王の横峯さくら(38=エプソン)が、約2年ぶりのトップ10入りを射程にとらえた。26位から出て3バーディー、ボギーなしの69と3つ伸ばして回り、通算4アンダー、144。首位と4打差の10位につけた。トップ10入りすれば、22年8月の北海道meijiカップの2位以来。トップ10入りが近づいた感想を問われると「現実的ですね(笑い) やっぱり自分のゴルフができれば結果はついてきてくれると思う」と、最終日へ意気込んだ。 この日、前半のアウトコースは全てパーを並べた。最初のバーディーは11番パー3。ティーショットを1メートルにつけて伸ばした。さらに15番パー4、18番パー5でもバーディーを奪った。「前半は耐えた。パターの感覚も良くなってきた」と、我慢の末に、最終日へとつながるグリーン上の好感触も手に入れた。 今季はQT(予選会)ランキング40位の資格で、前週まで13戦に出場。41位だった前週の前は、実に10戦連続で予選落ちと苦しんでいた。今大会前のリランキングは52位で、そのままなら次週以降は出場試合数が限られてくるところ。だが今大会で10位前後に入れば、リランキングで30位前後へと上げることになり、次週以降も当面は、ほとんどの試合に出場可能な見通し。「本当に、1つでも順位を上げたい」と、次週以降にも大きく影響する、最終日の好スコアを見据えていた。