大山で岡山市の男性が死亡 前日に「頂上付近から滑落」と救助要請 一夜明けヘリで収容(鳥取)
山陰中央テレビ
冬山の遭難で1人死亡です 鳥取県の大山で、12月24日夕方登山中の男性から救助を求める110番通報がありけさからの捜索の結果発見はされたものの死亡が確認されました。 きょう早朝の大山…。 警察官などが遭難者捜索の為山頂をめざして出発しました。きのう夕方にあった110番通報を受けた捜索です。 その通報は…「大山の頂上付近で滑落して身動きが取れなくなった」 救助を求める緊急の連絡でした。そして一夜明けた12月25に日午前8時頃、島根県の防災ヘリが山頂付近で男性を発見…。 ホバリングしながら空中で男性をヘリに収容しましたしかし男性はすでに心肺停止の状態で、病院に搬送されたものの死亡が確認されました。 警察では死亡したのは岡山市の無職・佐古 節夫さん(77)と確認、佐古さんが出していた登山届を確認したところきのう午前9時ごろに夏山登山ルートから入山したと見られています。 12月24日の大山は上空の寒気の影響で不安定な天気となっていて、断続的に雪が降っていました。 この冬の大山では12月21日にも登山中の男性が新雪にはまり、身動きが取れなくなる事故がありこの時は無事救助されました。 警察は、「冬の山は過酷な環境で日没が早く気象も変わりやすいので天気予報を確認して入山の可否や行程について慎重に判断してほしい」と呼びかけています。
山陰中央テレビ