世界中で盛り上がった? フォレストのウッドが決めたハットトリック
プレミア史上4人目の快挙を達成
それだけではない。これまでいくつもクラブを渡り歩いてきたウッドにとって、ニューカッスルは今年1月まで所属していた古巣クラブ。ニューカッスルではリーグ戦35試合で4ゴールに留まったウッドだが、フォレストでは今季既に7ゴールを叩き出している。プレミアで古巣相手にハットトリックを決めたのは史上4人目の快挙だった(過去3名はアンディ・コール、マーカス・ベント、ジョシュア・キング)。 ニュージーランド生まれで191cmの恵まれた体躯。本来ならラグビーの道に進むところだが、イングランド人の母親の方針でこちらの道を選んだ。「身体が大きかったので、周りの人から何度もラグビーを勧められたが、母が許さなかったのさ。僕がケガするのを心配してね」と、過去にウッドは丸いボールを選んだ理由について語っている。 ニュージーランドのメディアも今回のウッドのハットトリックを報じており、プレミアでの通算ゴール数(62ゴール)でデイビッド・ベッカム、ヤヤ・トゥーレ、ロベール・ピレス、スタン・コリモアといった偉大な選手たちと肩を並べたと伝えた。 そして同国メディア『Stuff』は、ウッドのハットトリックで大儲けしたファンがいることも報じた。ニューカッスル戦でのウッドのハットトリックは、ブックメーカーのオッズが500倍。20ポンド(3600円)を賭けて1万ポンド(180万円)を手にした幸運なファンがいたという。 そしてどうやら、ウッドのハットトリックは日本でも話題になったようだ。SNSでは「ウッド(木)」のハットトリックで「フォレスト(森)」が勝利したと、ごくごく一部で盛り上がったとか。