G-DRAGONが薬物疑惑で立件された!『BIGBANG』 栄光から転落までの"落差"
K-POPグループ『BIGBANG』のG-DRAGON(35)が6日、警察署で自身を巡る薬物疑惑について取り調べを受けた。 【えっ、吸ってる?】…薬物疑惑で立件の『BIGBANG』リーダー「戦慄の喫煙」写真 現地メディアなどによると、ソウル・江南(カンナム)にある会員制の個室サロンで麻薬が流通しているとしてスタッフらが逮捕された。G-DRAGONはその店を通じて薬物を譲り受けた疑いがかかっている。4時間の取り調べを終えた後、彼は取材に応じ、《(薬物検査は)陰性でした。これからは捜査機関が正確かつ迅速に、結果を立場表明してくだされば良いと思います》とあくまでも無罪を主張している。 同グループの所属事務所・YGエンターテインメント(以下、YG)をめぐっては、元代表であり、現総括プロデューサーのヤン・ヒョンソクも起訴されている。’19年、当時、事務所の所属グループだった『iKON(アイコン)』メンバーのB.Iの薬物使用容疑の公益通報者に対して、ヤン元代表が説得・脅迫し捜査を妨害しようと試みた疑いだ。現在、2審の裁判が行われている。 「『BIGBANG』で日本進出を果たして大成功を果たしたYGだが、もはや事務所ぐるみで危機を迎えている。続々とK-POPグループが来日を果たして成功を収めている現在では、『BIGBANG』はすっかり存在が薄くなってしまった。グループで来日することはもうないだろう」(レコード会社関係者) 『BIGBANG』は’06年8月に韓国デビューを果たし、日本では’09年6月にデビュー。同年の日本セカンドシングル『ガラガラ GO!!』がヒットし、『ミュージックステーション』(テレビ朝日)など音楽番組に続々と出演。同年の『第51回日本レコード大賞』の最優秀新人賞を受賞した。 以後、所属レコード会社・エイベックスの看板アーティストに成長し、続々とドラマやCMのタイアップが決まる。ライブのチケットは入手困難な〝プラチナチケット〟と化して世界ツアーも敢行、韓国でもトップアーティストとなった。 「ソロ活動もこなすようになったメンバーは、それぞれの歌唱力やダンスパフォーマンスも抜群。そのファッションも注目されるなど、日本のファンにとっては斬新で新鮮なのが受け入れられた。大手芸能プロのバックアップもあり、たちまち日本でもトップスターに成長した」(同) ’16年には韓国のアーティストとして初めて、米経済誌フォーブスの『世界で最も稼ぐ有名人100人(セレブリティー100)』のランキング入り。当時のドルのレートで約44億円を稼ぎ、米国で最も稼ぐ男性グループ・マルーン5の年間収入33.5億円を上回ったというが、このあたりが全盛期。すでに〝転落〟の兆候が出始めていたという。 「メンバーの女好きが致命的だった。SOL(35)は韓国の女優ミン・ヒョリンとの東京・銀座でのデートがネット掲示板で公開されてしまった。また、G-DRAGONは菅田将暉の妻となった小松菜奈や水原希子とのデートを、そして日本語の堪能なV.I(32)は日本人女性とのベッド写真を報じられ、遊びまくっていることがバレてしまった」(芸能記者) 女性問題だけではない。’17年2月、最年長メンバーのT.O.P(36)がグループ最初の軍入隊を果たしたが、同年、薬物事件を起こし懲役10ヵ月、執行猶予2年などの判決を下される。さらに、ソウルのホテル内にあるナイトクラブ『バーニング・サン』で’18年11月に起きた暴行事件を発端に、麻薬の販売やデートレイプドラッグを使用した性加害、性接待などの一連の事件・疑惑が明るみになった。この『バーニング・サン事件』はV.Iが深く関与していたことで芸能界・政財界を巻き込んで国内を揺るがす大スキャンダルに発展。’19年3月、所属事務所がV.Iの専属契約終了を発表してBIGBANGからも脱退、芸能界からも引退している。 ’17年以降はメンバーが続々と兵役についたため、活動休止状態が続いていた『BIGBANG』。だが’22年2月、所属事務所はT.O.Pの専属契約を終了することと同時に、4年ぶりにBIGBANGの活動を再開することを発表した。4月にはV.I脱退後4人体制となって初めての新曲『春夏秋冬 (Still Life)』をリリース。曲はすぐに33の国と地域のiTunesで1位を獲得、米ビルボードチャートでも上位につけるなど、衰えぬ人気と実力を見せつけたかに思われたのだが…。 「全盛期の勢いはすっかり失ってしまいました。活動再開を発表して新曲を出したものの、それ以降グループとしての動きはありません。今年6月にはT.O.Pが自身のインスタグラムでファンから『BIGBANGを辞めたの?』と問われて『私はすでに脱退しました』と回答、グループからの脱退を表明しています。残るメンバーが3人になったところで今回のG-DRAGONの事件ですからね…。今や世界的グループとなったBTSのように、しっかり事務所がプライベートまで管理すればよかったのですが、好き勝手やらせていた結果、グループが衰退してしまった」(同) 日本のファンにとってはがっかりな状況になってしまった…。
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