新木優子“瑠李”や津田寛治“近藤”、それぞれの思いが渦巻くラストコンサート 西島秀俊“俊平”は覚悟を決める<さよならマエストロ>
西島秀俊主演の日曜劇場「さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~」(毎週日曜夜9:00-9:54、TBS系)の第6話が2月18日(日)に放送される。同作は、“ある事件”で家族も音楽も失った父・夏目俊平(西島)と、そんな父を拒絶し音楽を嫌う娘・響(芦田愛菜)が、地方オーケストラを通して失った情熱を取り戻し親子の絆と人生を再生させていく、完全オリジナルのヒューマンドラマ。 【写真】當真あみ“天音”にバイオリンを教える芦田愛菜“響” ■愛と魂の物語を彩る個性豊かなキャスト陣 西島、芦田の他、響の同僚のポジティブ思考で明るいトランペッター・森大輝役に宮沢氷魚、魔性のフルート奏者・倉科瑠李役に新木優子、クラシックに恋する高校生・谷崎天音役に當真あみ、クラシックを諦めたチェリスト・羽野蓮役に佐藤緋美、プレッシャーに弱いティンパニ奏者・内村菜々役に久間田琳加が配役。 また、俊平の息子・海役の大西利空、響と海の母親・志帆役の石田ゆり子、晴見市の市長・白石一生役の淵上泰史、コンサートマスター・近藤益夫役の津田寛治、うたカフェの店主・小村二朗役の西田敏行、物語の鍵を握る謎の男・鏑木晃一役の満島真之介、市民オーケストラの団長・古谷悟史役の玉山鉄二が物語を彩る。 ■これまでの放送では―― 2023年、秋。元天才指揮者の俊平は、指揮者を辞めて一人きりでウィーンの街にいた。そんな俊平の元に、日本にいる志帆から5年ぶりに連絡が入る。画家の志帆にフランスで仕事が入ったため、日本で子どもたちの面倒を見てほしいと言う。 かくして、俊平は20年ぶりに帰国。しかし、響は俊平と目を合わせようともしない。おまけに音楽以外の能力がゼロの俊平は家事が一切できない。そんな状態の中、父子3人の気まずい生活が始まる。 やがて、晴見市役所観光課に勤める市民オーケストラ・晴見フィルハーモニーの団長・古谷が、存続の危機にある楽団の指揮を俊平に頼み込む。実は、俊平が指揮をすることを、志帆が裏で古谷に約束していたのだ。 ある日、俊平と瑠李のうわさを聞いてその関係を勘違いした響は、たまたま2人でいるところを目撃。そのこともきっかけとなり、家出してしまう。予想だにしない出来事に動揺する俊平は志帆の元を訪ね、そこで2人は響のために協力し合うことにする。 そんな中、海にもあるハプニングが起きて、家出することに。夏目家がバラバラになっていく中で、5年前の真実が明らかとなった。 ■第6話では―― あおぞらホールの閉館が3月末から2月末に繰り上げになった。おまけに市側は今後一切、晴見フィルの新規イベントは受け付けないという。練習場所も失ってしまい、ちゃんとした舞台もないまま、解散することになってしまう晴見フィル。 落ち込む団員たちに小村は、恒例行事の梅まつりでゲリラ的に最後のコンサートを開いてはどうかと提案。古谷を中心に、市側にバレないようにコンサートの準備を進めていく。 「さよならコンサート」に向けて動いていく中で、俊平は近藤の密かな夢を知る。さらに、瑠李の知られざる素顔に気付くことに。 そんな中、響はホールのオーディオルームによく来ている富子(白石加代子)から、題名の分からない曲があると相談される。 ――という物語が描かれる。 ■市が晴見フィルにさらなる圧力をかけ…40年の幕を閉じるラストコンサートへ 公式HPなどで公開されている予告動画では、「晴見フィルがあおぞらホールで演奏する最後のチャンスなんだよ」と響に迫る大輝の姿や、「40年の長きにわたり、感謝の気持ちを込めて」という小村のせりふ、「最後なんだよ…最後のコンサートなんだよ」と、一人ステージに立ち最後のときをかみ締める近藤の姿などが描かれている。 また、カルメンの扮装をした瑠李にエスカミーリョ風の衣装の俊平が「瑠李さんは、優しくて、とても繊細で、傷つきやすい人です」と声を掛けるシーンも。さらに、客席にいる俊平をステージ上から意味深長な様子で見つめる響の姿なども映し出されている。 ラストには、ロッシーニに扮した古谷が俊平に「誰?」とツッコまれ、「ロッシーニ先生です、一応」と自嘲的に笑う姿もあり、それぞれのコスプレ姿にも注目が集まっている。 第6話放送を前に、SNS上では「マエストロかっこいい!」「瑠李さんきれい」「ロッシーニ先生(笑)」「ラストコンサートってどういうこと!?」「この先、俊平と響は一緒に演奏することはできるの…?」といった声などが上がり、話題となっている。 「さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~」第6話は、2月18日(日)夜9:00よりTBS系にて放送。
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