ブルネイのマティーン王子、10日間の婚礼行事がついにクライマックス アニシャ妃とパレードへ
現地時間1月7日(日)から始まったブルネイのマティーン王子とアニシャ・イサ・カレビクの婚礼の儀式。10日間かけて盛大に行われるが、現地時間1月14日(日)にメインのセレモニーが行われた。 【写真】まだまだいる! 世界の独身プリンス&貴族を大発掘
初日に開催された婚前の儀式「Khatam Quran」に続いて行われたのは「Berbedak Mandi」。パウダリングセレモニーとも呼ばれている。
豊穣と富を象徴する儀式と言われ、家族や親しい友人たちが新郎新婦の手に粉を解いたペーストを塗って2人の晴れの日を祝う。
新郎新婦は真紅の衣装で登場、王子の両親であるハサナル・ボルキア国王やマリアム元第2王妃を始め、両家の家族から祝福を受けた。
王子は儀式の様子をSNSでシェア。フォトグラファーのムアシ・ロスマンも動画を公開している。
続いてパウダリングセレモニーと同じく、国王の公邸であるイスタナ・ヌルル・イマンで「Bersanding」と呼ばれるセレモニーが行われた。これがいわゆる結婚式で、一連の儀式のクライマックスに当たる。この式を経てアニシャは正式な妃となった。 ここで3着目のウェディングドレス姿を披露したアニシャ妃。デザイナーはまだ明らかになっていない。長いヴェールの上にティアラを着用していた。このティアラはブルネイ王室に伝わるものとみられ、過去にはマティーン王子の姉アゼマ王女が着けていたこともある。王子は軍の礼服姿で登場した。
ウェブサイト「ナショナルニュース」によるとレセプションには約5,000人のゲストがお祝いに集まった。マレーシアのアブドラ国王とトゥンク・アジザ・アミナ王妃、ブータンのジグメ国王とジェツン・ペマ王妃、ヨルダンのヌール王女らロイヤルたちの姿もあった。
王子と妃はその後首都のバンダルスリブガワンの市街をパレード。ロールスロイスのオープンカーに乗り、集まった国民たちに手を振った。 同サイトによるとこれから祝賀レセプションが開催される。どんな豪華なお祝いになるのか、続報を待ちたい。