ケリング ボーテ、新設のアメリカCEO職にロレアル出身者 フレグランス戦略を強化
来秋発売の「ボッテガ」を筆頭に
フレグランスを強化
同社は来年秋に「ボッテガ・ヴェネタ」のハイエンド・フレグランスを発売し、「バレンシアガ」「アレキサンダー・マックイーン」のフレグランスの発売も控える。ピノー会長兼CEOは「知名度を高めながら消費者に望まれるブランドへと進化するため、ハイエンド・フレグランスの販路は厳選する。その後、他の大手ラグジュアリーブランドも手がけるような香水は広く販売する予定だ」と話した。同氏によれば、「クリード」の23年の売上高は約3億ユーロ(約498億円)で、利益率は非常に高いという。新作の“クイーン オブ シルク オーデパルファム”などウィメンズフレグランスの好調や特にアジアでの地理的拡大により、ブランドの成長を見据える。