超特急、着実に近づく東京ドームの夢 8号車の日を機に振り返る大躍進の1年
今年も8月8日、8号車の日がやってきた。 この日は超特急と8号車(超特急のファンの呼称)にとって特別な日。今年も例年通り、『BULLET TRAIN FAN MEETING 2024 「MEMORIAる 8号車の日」』の開催が予定されている。 【写真】超特急、ファンの前で語った東京ドームへの夢 この1年でテレビへの露出がぐっと増え、そのパフォーマンス能力の高さを今一度多くの人に知らしめている彼ら。ライブをすればチケット入手困難、フリーイベントには約1万人を集めてしまう人気っぷりだ。 振り返れば、現在の9人体制になったのは今から2年前、2022年のこと。2022年4月23日に行われた『BULLET TRAIN 10th Anniversary Tour 2022「Progress」』の初日公演で新メンバーオーディションの開催を発表し、2022年8月8日に行われた『BULLET TRAIN 10th Anniversary Tour 2022「Progress」8号車の日』にてバックボーカルのシューヤ、メインダンサーのマサヒロ、アロハ、ハルの4名がそれぞれ11~14号車として加入した。 今でこそ9人であることが自然なことと思えるが、10年以上続いてきた超特急に新しい風を吹かせることはメンバーも、8号車もすぐに受け入れられたわけではないだろう。「今のままではダメなのか」と自分たちが信じてきたことに対して葛藤し、言葉にできない思いを抱いてしまうのは当然のことである。 だからこそ、そんな賛否の両方に応えるべく、そして超特急という居場所をさらに拡大して守るべく、私たちの想像を超える努力をより一層重ねてきたのではないだろうかと想像してしまう。
超特急の大躍進はメンバーの努力の結果
実際、1st EP『Just like 超特急』に収録されているリード曲「Steal a Kiss」を『CDTVライブ!ライブ!』(TBS系)にてフルサイズ披露した際には、そのたしかなパフォーマンス力と色っぽい表情を見せてくれた。一方、その後に同番組へ出演した際には茶目っ気たっぷりの楽曲「ジュブナイラー」でのリョウガの全力の変顔や、『音楽の日2024』(TBS系)ではファンがメンバーに続く構図で一緒に走る姿が話題に。テレビに出るたびにさまざまな形で、多くの人の“気になる存在”になっていった。誰かの心に残るべく、彼らが全身全霊でパフォーマンスする姿こそ努力の賜物なのだと見ていて感じる。 そして、その努力の結果が現在の大躍進につながっているのだ。 今年の4月17日、超特急は秩父宮ラグビー場にて『超特急×ユニバーサルミュージック 連結記念イベント』を開催した。そこでもメンバーの口から話題として出たのが“東京ドーム”という夢の舞台である。 先述した新メンバー4人の加入時、メンバーのユーキは「10年って長いね、長かったよ。長かったけど、まだ諦めてないんですよ。夢」と東京ドームへの想いを語った(※1)。あの頃から、超特急の見据える夢は変わっていない。そして、その夢は今着実に近づいている。 きっと超特急の9人でなら、その景色を現実のものとしてくれるだろう。徐々に現実味を帯びてきたその日を8号車は彼らとともに待ち続けている。 ※1:https://realsound.jp/2023/12/post-1526838_2.html
於ありさ