島崎信長&内田雄馬の譲れないエゴ 「ブルーロック」劇場版は掛け合いにこだわり
一方、島崎の譲れないエゴは「好き」。島崎は「人って興味ないものは頑張れないと思うんです。こだわったりもできない。何か強い思いや、そのものに対する興味のベクトルが向いていないと、プラスアルファの仕事はできない。プライベートもそうだなって思うんです」と意図を説明。「義務感でやりきる尊さ、美しさもあるけど、特にこういうアニメ作りやクリエイティブな要素が大きな仕事ほど、何か思いが向いてないと……」と持論を展開した。
また島崎は「他の人からなんでそんなところにこだわってんのって思われるかもしれないけど、そこに命懸けてるんだわって。好きって大事だなって思います。皆さんも嫌々やっていること、好きでやっていること、いろいろあると思いますけど、結果を求めるよりも先に自分の中で興味をもたせてあげたりしたら、よりよく生きていけるんじゃないかなって思います」と呼びかけ、「実際、凪たちも好きだからこそ、こんなすごいことになっているんです」としみじみ話していた。(取材・文:名鹿祥史)