山下美月

　乃木坂46の山下美月（24）が23日、都内で行われた2nd写真集「ヒロイン」（小学館）の発売を記念した記者会見に出席した。 　発売中の35thシングル「チャンスは平等」の活動をもって、約8年間過ごした乃木坂46を卒業する山下。清楚感漂う黒のシースルーのワンピースで登場した。 　写真集の出版は4年ぶり、“アイドルとして最後の写真集”となる。「1st写真集はパリで撮った大切な一冊だったので、よりパワーアップした物をお届けできたら良いなとワクワクしていましたし、期待に応えられるかなとプレッシャーもありました」と写真集発売にかけた思いを伝えた。 　完成した写真集を抱きかかえ、「我が子のようですね。あたたかい気持ちになりますね」とニッコリ。 　写真集撮影は昨年の8月、乃木坂46の全国ツアー中。ライブまっただ中での撮影に「体重を増量すること」に努めたという。「ずっと踊っていたので痩せないように痩せないに、と一生懸命毎日、炭水化物を食べ、鶏肉を食べ、タンパク質を取りという生活をしていた」とアイドルゆえの苦悩を告白。 　「たくさんの時間をかけた作った大切な一冊」で、点数をつけるとすれば「何点」という報道陣の問いかけには、「山下だけに“マウン点（テン）”」と道中で必死に考えてきたこん身の一言。「山の頂を目指したい、みたいな感じでたくさん見て頂ければな」と微笑んだ。 　5月に卒業を控えたタイミングでの写真集発売は「すごくうれしいこと」とし、「アイドルを卒業してからもたくさんの方にずっと見続けて頂きたいなという大切な、自慢の一冊が出来た」とご満悦。「ページがボロボロになるぐらいたくさん読んで頂いて、ずっと愛して頂ける『ヒロイン』であれたら」とアピールした。