チェルシーはまだベストイレブンが分かっていない? 「戦術がすべてではないけど……」
今季は我慢のシーズンに
今季のプレミアリーグも終盤戦へと向かっているが、チェルシーは11位となかなか調子が上がらない。昨夏にマウリシオ・ポチェッティーノを指揮官に迎えたが、まだ歯車が噛み合っていない印象だ。 英『Football365』によると、クラブOBでもあるセスク・ファブレガスはまだチームのベストメンバーやベストシステムが分かっていないのではと分析する。 「彼らはまだ自分たちのベストイレブンを見つけられていないように感じる。ベストのフォーメーションも、選手たちに最も適したフォーメーションもね」 「カイセドはブライトンでも活躍したトップレベルの選手であり、ワールドカップで最も優れた若手選手だったエンソ・フェルナンデスに、スターリング、パルマー、エンクンク、私は(アクセル)ディサシとバディアシルと一緒にプレイしたが、バディアシルはボールを扱うのが上手いセンターバックの一人であり、若い。つまり、このチームには多くのクオリティと才能が揃っているが、チームとしてベストな形を見つける必要がある。戦術がすべてではないけど、選手たちをベストなポジションに配置する必要がある。それをまだ見つけていないと思う」 昨夏もチェルシーは移籍市場でかなり積極的に動いていて、チームの顔ぶれはガラリと変わっている。ここまでリーグ戦23試合を消化した段階でベストな形が見つかっていないのは少々残念ではあるが、戦力の入れ替わりが激しすぎるのも原因だろう。今季は我慢のシーズンと割り切るしかないが、ポチェッティーノにはベストイレブンの形が見えてきているのだろうか。
構成/ザ・ワールド編集部