AIエンジニア安野貴博氏が都団体のアドバイザーに 都知事選で5位
7月の東京都知事選に立候補したAI(人工知能)エンジニアの安野貴博氏(33)が、自治体などのデジタル化を支援する都の外郭団体「GovTech(ガブテック)東京」のアドバイザーに就任した。ガブテックが21日に発表した。 【写真】安野氏、都知事選のきっかけは妻のひとこと ガブテックによると、就任は13日付。22日に安野氏が記者会見を開く。 安野氏は東京大工学部でAIを研究し、企業の業務を支援するベンチャー企業2社を創業。都知事選では5番手だったが、AIを使ってインターネット上の声を分析する手法「ブロードリスニング」を駆使してマニフェストを策定し、ブラッシュアップしていって注目を集めた。 小池百合子知事も安野氏の技術に関心を寄せており、9月下旬に都庁で面会し、都のデジタル施策について意見を交換していた。(太田原奈都乃)
朝日新聞社