センバツ2023 履正社でセンバツ旗授与式 日本一へ一戦ずつ /大阪
第95回記念選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)に出場する履正社(豊中市)で22日、校章をあしらったセンバツ旗の授与式があった。同校体育館には生徒、教職員ら約800人が集まり、毎日新聞大阪本社の木村哲人・社会部長が松本透校長に青いセンバツ旗を手渡し、森沢拓海主将(2年)が受け取った。 木村部長は「貴校は令和元年夏の甲子園で初の全国制覇をし、出場を決めていた令和2年センバツは新型コロナウイルス禍で中止を余儀なくされました。悔しい思いをした先輩たちの思いも背負ってあこがれの舞台に臨み、支え続けた人への感謝を忘れず、甲子園で思う存分プレーしてください」と、松木健・毎日新聞社社長の祝辞を代読した。 この後、生徒会長の酒井悠希さん(2年)が「野球部の皆さん、センバツ出場おめでとうございます。10回目で、履正社には記念すべき大会。夜遅くまで部活動に取り組んできた皆さんは、きっといい結果を残してくれると思います。生徒全員が心から応援しています」とエールを送った。森沢主将は「目標の日本一に向け、一戦一戦、取り組みます」と語った。 大会は3月10日に組み合わせ抽選があり、同18日に阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で開幕する。【山口一朗】