“ランチのご飯100円引き廃止” 値上げの波押し寄せるラーメン店から見た総選挙 町工場が求める経済対策は【衆院選2024】
CBCテレビ
15日、第50回衆院選議員選挙が公示されました。街の皆さんはどんなことを求めているのか、聞きました。 【写真を見る】“ランチのご飯100円引き廃止” 値上げの波押し寄せるラーメン店から見た総選挙 町工場が求める経済対策は【衆院選2024】 (若狭)いま何に一番関心がありますか? (80代女性)「物価高かな。買い物行くときも全部(物の値段が)上がっている」 (50代女性)「消費税を下げてほしい。お給料が上がらないんだったらそっち…」 (若狭)「(給料の)手取りを増やすためには引かれるのを抑えてほしいと」 (20代女性)「以前会社の中で給料上がるという話はあったが、物価高と(上がり幅が)比例しているかというとちょっと厳しい」 長く続く物価高に負けない、賃金のアップに期待が寄せられる中、今回の選挙では、多くの党が『最低賃金を1500円に引き上げる』という公約を掲げています。 名古屋市内にあるラーメン店は、店長以下スタッフはアルバイトも含め25人。ランチタイムは5人で回しています。 ■看板メニューは1000円に ライス100円引きも廃止 4か月前に取材をしたときは… (沓名店長)「ラーメンは“1000円の壁”がある。『ぱいたんらぁめん』と『しょうゆらぁめん』は、1000円を超さないように950円にしている」 チャーシュー用の豚肉などの値上がりに苦しみながらも、なんとか看板メニューの値段を900円台に抑えていましたが… (麺家 獅子丸・沓名翔平店長 10月14日) 「材料費も上がったので50円値上げした。よく常連も来てくれるので、できるだけ(値段は)上げたくないという気持ちはある」 物価高の波にのまれ、ついに50円値上げし、看板メニューの「ぱいたんらぁめん」が1000円に。また、米の不足や値上がりの影響を受け、9月からランチのライス100円引きのサービスも廃止したといいます。 ■最低賃金1500円の選挙公約 アルバイト「年収の壁が…」 現在、この店のアルバイトの時給は1200円。最低賃金を時給1500円に引き上げるという選挙公約は、お店にとってどう映るのか。