イスラエル側、ガザ攻撃は“自衛のための戦い” 提訴された裁判めぐり訴え退け求める
イスラエル軍のガザ攻撃がジェノサイド=集団殺害にあたるとして提訴された裁判をめぐり、イスラエル側は自衛のための戦いだとして、訴えを退けるよう求めました。 イスラエルのガザ攻撃をめぐっては、集団殺害などの禁止を定めたジェノサイド条約に違反しているとして、南アフリカが軍事作戦の即時停止などを求め、国際司法裁判所に提訴しています。 イスラエル側の代理人は、12日「南アフリカは事実を著しくゆがめている」と反論したうえで「自衛のための戦いで、民間人を標的にしていない」と主張し、訴えを退けるよう求めました。 AFP通信は、早ければ数週間で、裁判所が軍事作戦の即時停止を命じるかどうかの判断を下す可能性があるとしています。裁判所の判断に強制力はないものの、戦闘の即時停止命令がでればイスラエルへのさらなる圧力になるとみられます。