UNIVERSAL王者・MAOが正田壮史に戦慄のKO勝ち。次期防衛戦は4・4米国大会でのビリー・スタークス戦【DDT】
DDTプロレスが3月17日、東京・後楽園ホールで「Judgement2024~旗揚げ27周年記念大会5時間スペシャル~」を開催した。DDT UNIVERSAL王者のMAOが正田壮史に戦慄のKO勝ちを収め、6度目の防衛に成功。MAOは次期挑戦者に女子のビリー・スタークス(AEW)を指名し、4月4日(現地時間)、米ペンシルベニア州フィラデルフィアでのDDT米国大会で防衛戦が実現する。 MAOから「DDT、プロレスに愛がない」と酷評されていた正田の覚悟は本物だった。スワン式ミサイルキックで奇襲を掛けた正田は、ストンピング、サッカーボールキックを連発。MAOがスタナーで返したところでゴングが鳴る。MAOが掌底を打てば、正田はハイキック、三角蹴り、そして正田がチカラKOBUムキムキを狙うと、回避したMAOはパッケージ・パイルドライバー。ソバット、ミドルキック3連発。正田は張り手連発から、強烈なハイキックで反撃。この一発でスイッチが入ったMAOは掌底8連発、顔面蹴り、居合いキック(トラースキック)。さらにヘッドバットから、セカンドロープからの旋風脚で正田をKOした。
勝ち誇るMAOが「次の挑戦者はもう仕込んである」と言うと、東京女子プロレスでも活躍したスタークスとの防衛戦(ノールールマッチ)がアナウンスされ「ちょっとは楽しかったよ、正田壮史。俺はもう最初からここを見てんだよ。俺のUNIVERSALに対する愛情で、世界中を燃え上がらせてやるぜ」とアピール。 バックステージに戻ったMAOは「ちょっとは面白かったんじゃないか。やる覚悟とやられる覚悟と両方持ってたんじゃないか。やっとあいつは地力を見せてくれたんじゃないか。今日は4分ちょいで終わっちゃったけど、いつか俺と30分張り合うようになるかもしれねぇ。それはそれで楽しみにしておく」と意気軒高。スタークス戦については「めちゃくちゃな試合しようかな。俺もちょっと飢えてんだよ。ハードな相手、連チャンして、ちょっと疲れてるんでね。息抜きじゃないけど、スタークスとめちゃくちゃにやりたい」と笑みを見せていた。
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