「ファンクラブ会費が2倍」でファンファーストは…? 新体制で負担増を強いられるジャニオタの悲鳴
物価高や電気料金の高騰で生活が苦しくなる中、さらに懐具合が厳しくなりそうなのが、旧ジャニーズ事務所(SMILE-UP.、以下SU社)の所属タレントの熱烈なファンである〝ジャニオタ〟たちだ。 【画像】すごい…〝よにの〟の4人がビールで乾杯! 現在、旧ジャニーズの所属タレントたちのマネジメント権は、4月に本格始動した新会社・STARTO ENTERTAINMENT(以下STARTO社)が引き継ぎ、旧ジャニーズの所属タレントたちと契約を結んでいる。そして、STARTO社は4月の新体制発足の際、所属タレントたちのファンクラブ(FC)である『FAMILY CLUB』の運営会社とライセンス契約を締結し、その業務を引き継ぐことを発表していた。 「旧ジャニーズ時代から公表されていませんが、FCの総会員数は1300万人、年会費が4000円で年間収益は520億円といわれていました。そのうち、旧ジャニーズは7~8割を取り、残りを個人や各グループのメンバーで分配していたとされています。 昨年12月の段階で、STARTO社は所属タレントのFC運営について、《SU社から独立した組織として運営するために現在準備を進めております》としていました。しかし4月に実際には『FAMILY CLUB』を運営しているのはSU社だったことが発覚して問題に。その後、SU社は今夏をめどに『FAMILY CLUB』を分社化することを発表しています」(芸能事務所関係者) STARTO社が本格始動を始めたのと同じ4月、嵐のメンバー5人は『株式会社嵐』を立ち上げSTARTO社と同社がエージェント契約を結ぶことを発表している。メンバーの1人で昨年10月に旧ジャニーズを退所していた二宮和也(41)も嵐のメンバーとしての活動継続を宣言し、嵐のファンを安堵させていた。だが、二宮は41歳の誕生日である今月17日に年会費5500円の個人FCを立ち上げることを発表、ファンからはネット上で悲鳴があがったのだ。 「そもそも、嵐のファンは活動休止に入った’21年から特典がまったくないのにFCの年会費4000円を支払い続けています。二宮のファンはそれに加え、個人のFC会費も支払うだろうから、年間支出は最低でも9500円に及ぶこととなります。松本潤(40)も5月30日でSTARTO社を退所しているので、嵐メンバー全員の退所および個人FCの設立は既定路線なのかもしれません」(芸能記者) 他のグループでは、『timelesz』(元Sexy Zone)の菊池風磨(29)が4月にSTARTO社とのエージェント契約締結を発表し、同時に月額550円の個人FC設立を発表。菊池個人のFCに加入したファンは『timelesz』FCの年会費4000円に加えて年間1万600円の支出となり、二宮のファンよりも割高な支出をすることとなる。 「今後、菊池に続いて個人FCを立ち上げるタレントは増えるでしょう。ファンの負担は増す一方で、特に10代のファンには深刻な問題です。また、個人が自分のFC向けの活動を増やすことで、グループ内で格差が生じたり、グループの活動に支障が出るのではないかという懸念もファンの間で出ています。旧ジャニーズの体制が一新されて、タレントが自由に活動できる環境になったのはいいことですが、そうなってくるとファンにとっての環境は〝改悪〟されたといってもいいかもしれません」(同) STARTO社の福田淳社長(58)は昨年12月の囲み取材で「経営を通じてこれからファンの方に期待感を持ってほしい。温かく見守ってください」と呼びかけた。 そのうえで、「今までのファンクラブサービスに加えて、もっとファンに対する還元や新しいことを進めていきますので、どうかこれからをご期待ください」と旧ジャニーズ時代以上の〝ファンファースト〟を打ち出す姿勢を見せたが、あの発言はどこへ行ってしまったのだろうか……。 ※「FRIDAYデジタル」では、皆様からの情報提供・タレコミをお待ちしています。下記の情報提供フォームまたは公式Xまで情報をお寄せ下さい。 情報提供フォーム:https://friday.kodansha.co.jp/tips 公式X:https://twitter.com/FRIDAY_twit
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