開発進む「大阪駅」、安藤忠雄監修の新施設「VS.」が内部が初公開
2024年9月6日に先行まちびらきが決定した、JR大阪駅前の「グラングリーン大阪(うめきた2期地区開発プロジェクト)」。同エリアの中核施設のひとつで、建築家・安藤忠雄氏が監修の「VS.」が、5月29日に初公開された。 【写真】天井高15m…初公開された「大展示室」 大規模ターミナル駅直結の都市型公園としては世界最大級の規模を誇る「うめきた公園」をはじめ、オフィスやホテル、分譲住宅などが一体となる同エリア。地区面積は約9ヘクタール、そのうち約半分が都市公園となり、先行まちびらきでは約7割がオープンする予定で、注目を集めている。 そんな「先行まちびらき」100日前記念イベントが5月28日におこなわれ、「うめきた公園の中心に誕生する新しい文化装置」と謳う新施設「VS.」が初お披露目された。同施設の前にはイスラエル出身のラム・カツイールによる作品『YUMEMITAI』が設置され、1階部分にはカフェが入店するガラス張りの建物となっている。 地下には天井高15mの大展示室をはじめ、複数の展示スペースが。地下であるものの1階部分から自然光が入り、石盤のようなダイナミックな内装が映えるように作り込まれている。ここでは企画展やイベント、イノベーションプロジェクトなどが開催される予定だ。