中村アン、“好奇心”が芝居の原動力に 自身のストイックな性格は高校時代から?
中村アン、チアリーディングに明け暮れていた高校時代を語る
ーードラマでは葵の高校時代に彼女の人生が狂う事件が起こりますが、中村さんご自身はどういう高校生でしたか? 中村:全国で優勝するような高校でチアリーディングをやっていたので、もうほんとに“部活少女”という感じでした。全国1位を常に目指してやっているチームだったので、いま思うと、自分自身のストイックな性格はそこから始まったのかなと。高校時代とにかくチアリーディングに明け暮れていました。 ーーいまから“16年前”、20歳の頃はどうですか? 中村:スポーツ推薦で大学に行ったので、チアリーディングをやりながら遊んだりしつつ、一番楽しくなり始めたぐらいですね。成人式でひとつ大人になるみたいな。いまでもまだふわふわしていますけど(笑)。 ーーその後、大学卒業後から芸能活動を開始され現在に至りますが、今までの経歴の中でターニングポイントとなった出来事は? 中村:25歳でバラエティに挑戦してみなさんに知っていただいて、初主演ドラマの『ラブリラン』が30歳ぐらいのときで。最初はお芝居のことが全くわからなかったんですけど、少しずつ演じるということを学んで、いろんなことを教えてもらったので、『ラブリラン』はひとつターニングポイントだったと思います。去年は舞台もやらせていただいて。なので、5年くらいの周期で、なんとなく自分の向かう先を照らされている感じがします。 ーー高校時代には想像していなかったような未来かと思います。 中村:全然想像していなかったですね。家族が一番ビックリしていると思います。うちは結構保守的な家なので、福利厚生があるちゃんとした会社に入ってほしかったみたいで(笑)。ただ、私はチャンスがあるならやってみようという好奇心があるので、ここまでやってこれました。お芝居はすればするほどわからなくなるし、楽しくもなるんですよね。そういう不思議な魅力がお芝居にはあると思います。
宮川翔