「フォームがきれい!」高橋礼(巨人)の好投で注目される、プロ野球アンダースロー投手たち!
巨人・高橋 礼投手(専大松戸出身)が27日の日本ハムとの練習試合(沖縄・那覇)で対外試合初登板。2回を無失点に抑えた。トレードでソフトバンクから移籍した右腕が、新天地での「デビュー」を最高の形で飾った。 【一覧】巨人 沖縄キャンプメンバー 2回から打者6人をパーフェクトに抑える投球に、巨人ファンからも「フォームがきれい」など、称賛の声が上がった。そう、高橋は今やプロ野球界でも「絶滅危惧種」とも言えるアンダースローの右腕なのだ。 昔は、プロ野球界でも多くの下手投げの投手がいて、1球団に1人はいるような時代もあったが、今では数えるほどしかいない。巨人の高橋をはじめ、西武の與座 海人投手(沖縄尚学出身)、DeNAの中川 颯投手(桐光学園出身)に加え、プロ入りしてからアンダースローに転向した日本ハムの鈴木 健矢投手(木更津総合出身)と村西 良太投手(津名高出身)がいる。 オリックスから戦力外となった中川は、DeNAに移籍。巻き返しを図りたいサブマリンは、ここまで対外試合2試合7回を無失点に抑えている。巨人の高橋同様、新天地で大きな期待をかけられる位置にまでもってきた。今後のオープン戦次第では、開幕ローテーション入りの可能性は十分ある。 巨人・高橋はソフトバンクで新人王を手にしたほどの実力者。すでに西武でローテーション投手として活躍した実績を持つ與座と合わせ、アンダースロー3人が24年の開幕ローテーション入りをかけて、これからも大事な実戦に臨む。