【RIZIN】ベアナックルファイトに挑む篠塚辰樹「思い切り殴り合ってぶっ倒そうかなって感じ。心臓が弱い人は見ないでください」
2024年4月29日(月・祝)東京・有明アリーナ『RIZIN.46』にて、58.9kg契約ベアナックルファイト2分5Rに挑む篠塚辰樹(MASTER BRIDGE/剛毅會)がインタビューに答えた。 【写真】前日計量で得意のポーズをとる篠塚 米『BKFC』(ベアナックル・ファイティング・チャンピオンシップ)の試合が初めて日本で行われる。 試合時間は2分5R(インターバル1分)でフリーノックダウン制。判定は10ポイントラウンドマストシステム。パンチが唯一認められた攻撃で、キックやヒジ等による攻撃は一切認められない。ボクシングでは反則の片手でクリンチしながらもう片方の手で攻撃を続ける事が可能。手首、親指、手の真ん中まで、ハンドラップ(バンデージ)を巻くことが認められている。 BKFCのこだわりは「スクラッチライン」というリング中央に引かれた2本の線。1743年に初めてベアナックルの試合が形式化された時の伝統だという。線の長さは関係なく、選手と選手の間が3フィート=91.44cm離れている。ラウンドが始まる前にレフェリーが「つま先をスクラッチラインに合わせろ」と言い、それが確認できてからラウンドが開始される。 このBFKCオフィシャルルールに日本人として初めて挑む篠塚は「いろいろとあったんですけれど、いいトレーニングが出来て身体もベアナックル仕様に仕上がったので楽しみにしていてください。日本初で日本人初なのでそれだけで俺は最高っすね。恐怖もなくはないですが楽しみの方がデカいです」とする。 「ベアナックルらしい、思い切り殴り合ってぶっ倒そうかなって感じですね」とし、「グローブの殴り方と違うので素手仕様に変えたって感じです。角度も振らなかったりいろいろです。グローブみたいにぶん殴ると折れちゃうので折れないような殴り方で。デコ殴ったら絶対折れるので、口元とかテンプルとか耳元とか首とか殴ろうかなって感じです」とパンチの打ち方を変えて来たという。 ボクシングシューズを履くとのことで「めちゃめちゃ動きやすいですね。久々にボクシングやって、ボクシングが一番得意なので楽しみにしてください」と、自分にとってアドバンデージになるとした。 試合に関しては「引いちゃうんじゃないですか、日本人が見たら。逆にそういうのを見せたいです。心臓が弱い人は見ないでください。見たくない人は見ないでください。見たい人だけ見てください」と注意。 対戦相手はいまだ「X」となっているが「決まっているので楽しみにしてください。でも俺がベアナックルするって試合なので、相手はどうだっていい。俺の試合を見てください」と相手は関係なく“篠塚辰樹の試合”を見てくれとした。 「いろいろあった」としたのは、試合前に父が他界したことで「(心境はいつもと)違いますね。親父に見て欲しかったので」と、父に勝利を捧げたいとの気持ちもあるようだった。
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