辻希美の長女・希空、今日好き参戦「彼氏にご飯作ってもらいたい」『今日好き 卒業編』1話
1月13日よりABEMAにて放送中の恋愛番組『今日、好きになりました。卒業編2025 in ソウル』(以下:今日好き)。現役高校生たちが2泊3日の修学旅行に飛び出し、運命の恋を見つける同番組には、時に甘酸っぱく、思わず胸がキュンとするような青春と恋模様が溢れんばかりに詰まっている。 【写真】電撃参戦をした辻希美の長女・希空 女子メンバーも惚れ惚れ「かわいい」 以下より、1月13日公開の1話から見どころを紐解いていく。細かなネタバレもあるためご注意いただきたい。 ・希空(のあ)が『今日好き』に電撃参戦 人気継続メンバー集まるなかで気になったのは? 今年度の総決算を迎えた『今日好き』。宝くじのような表現になるが、カップル未成立の人気継続メンバーが続出し、もはや“キャリーオーバー”気味の状況で突入するは、毎年恒例の『卒業編』である。間違いなく、とんでもない顔ぶれが集結するはず。というか、実際にそうだった。年末年始に絡めるならば、全国の新年会を盛り上げるべく、こんなとんでもメンツを集めんじゃないか? と信じて疑わないほど、錚々たる布陣となっているのである。 今回の旅に参加するのは、男子6名、女子5名の合計11名。なかなかの大所帯だが、うち継続メンバーは、前回の『冬休み編2024』より、たくや(林田拓也)&はるな(村谷はるな)の“韓国ドラマ”ペア、前々回の『キョンジュ編』よりじゅり(榊原樹里)、昨年秋の『ドンタン編』より、ゆうすけ(原屋裕介)&せり(松井芹)のなかよし男子ペア。さらには、昨年春の『ホアヒン編』から、ひなの(瀬川陽菜乃)が約半年ぶり、3回目の『今日好き』に挑戦する。継続メンバーは合計6名。ちなみに高校3年生で、これが高校生活で最後の恋を掴むチャンスとなるのも、同じく過半数の6名(うち継続組で該当するのは4名)だ。 ただ、今シーズンの最注目株は、継続ではなく新規メンバーの方に。『今日好き』といえば、番組出演後はティーンのカリスマとして、その多くが“これから”幅広い支持を獲得していくのが定石だが、このたび電撃参戦するのは、“すでに”圧倒的なスターに近い位置にある大人気インフルエンサー。スタジオの“恋愛見届け人”たちも、そんなスターの登場シーン(しかも寄りではなく引きの画角)をひと目見て「出てくれるの!?」と驚愕していたが、本当にその通りだと思う。なぜなら、その人物とはあの、希空(のあ)だったのだから。 開設したばかりのYouTubeの登録者数は55万人。SNS総フォロワー数は270万人と、新人ながら大人気インフルエンサーの彼女。俳優の杉浦太陽と、タレントの辻希美を両親に持ち、クリスマスにはふたりからブーツを贈られたと、仲睦まじいエピソードも披露されていたり。高嶺の花、憧れのあの人、カリスマ高校生ーー希空を形容する言葉を思い浮かべれば枚挙に暇がないが、男子からしてみれば、恋愛番組に参加したら“あの人”がいたなんて、ドラマや漫画で考えてもベタすぎる展開である。それを実現させてしまうのが『今日好き』がABEMAの覇権たる理由。彼女がそこにいるだけで、番組の人気が決定づけられるのだ。 と、特別視しすぎるのも避けるべきだが、ともあれあのはるなが「かわいい」とこぼすほどのビジュアルの持ち主。こんなのさすがに無双状態がすぎる。ちなみに過去の恋愛経験は、告白した人数が0名で、されたのが12名。実際のお付き合いは3名だという。お菓子とパン作りに、最近は編み物が趣味らしいので、これから希空を知る読者はよく覚えてこう! そんな希空が第一印象で気になった男子は、まるで『ハリーポッター』に登場しそうなくりくり瞳のれお(山﨑礼央)。現状、女子人気が最も高いメンバーである。とはいえ、顔合わせ後のカフェランチで隣の席に誘われたのは、さとる(永見悟琉)。誕生日を3択で当てるという彼の謎特技に驚きつつ、「彼氏にごはん作ってもらいたい。めっちゃ憧れる」と、カップル成立後の理想を語る場面もあるなど、終始楽しそうな時間を過ごす姿が印象的だったと付け加えておく。 ・はるな、旅の序盤からすでに彼氏候補を確定? 「ずっとたくやくん来てほしくて」 さて、“再会”の瞬間から恋愛番組ではなく、韓国ドラマ『今日、好きになりました。』が始まったのかと勘違いしたほど、ロマンチックなオーラを纏う、たくや×はるな。恋愛見届け人たちからも『冬のソナタ』や「もう恋はじまってんじゃん!」と、もはや韓国という舞台すら、ふたりにあわせて設定されたのでは? と思わされるほど、街の雰囲気にお似合いである。 件の“再会”となった顔合わせでは、凍えるはるなにたくやが手を差し出し、手を繋ぐのかと思いきや……それは当人たちの意図せぬ、こちら側が勝手に期待してしまったフェイント。自身が握るカイロを見せるだけだったのだが、はるなも同じく彼女のカイロを披露するなど、“間接お揃い”で視聴者を悶えさせてくれた。 そんな彼らが早くも2ショットに。すると冒頭、はるなの方から「“フった側がなに言ってるん?”って思うかもしれないけど、ずっとたくやくん来てほしくて」と、前回の旅からの期間で熟成された想いを打ち明ける場面があった。はるなの言う通り、ふたりは『冬休み編2024』で結ばれても申し分ないほど、想いが通い合っていたといえる。が、結果は前述の通り。ただ、その当時だって別に、たくやを好きになれなかったわけでも、信頼できなかったわけでもなかった。もう少しだけ、時間と余裕がほしかった。この一点に尽きたわけである。つまり、はるなの決断次第で、今回早くもカップルが成立する可能性すら……? さらに、今回はたくやの方もひと味違う。あの伝説の『井上塾』で恋の修行を重ね、自身の殻を破ろうとしているのだ(その気持ちを“ぴきぴきっ”とかわいい擬音で表現するのは、彼のよさがそのまま残されているところだが)。実際、お互いの緊張感を解くために、腕立て伏せで筋肉ギャグを披露したり、真面目な面では「もうはるなちゃんとも呼べるよ、全然」「これからいっぱいアプローチしたい。アピール……あ、アピールか。アピールしたい」と、いちいちドラマのように遠回しな言葉遣いで恋心を刺激したりしてくる。 冬の季節、空気が澄みきったことで、ふたりの間の甘酸っぱさがより鮮明に届いてくるのは筆者だけだろうか。幸先よいスタートを切った、たくや×はるな。ともあれ、恋愛見届け人のかすが「このままうまくいけ!」と願うと、隣に座るの中川大輔がゆるく、それでもすかさず「このままうまくいった試しなくない?」とツッコミ。このあたり、気づけばお互いにタメ口になっているのも関係性の変化を表しているようだったし、視聴者側として、彼らにますますの親近感を抱けるようなものだった。なにより中川の言葉通りで、このままスムーズに結ばれることなんて『今日好き』では夢のまた夢である。 現に、この後のランチにて、大人っぽい女子がタイプだというれおが、はるなを指名して隣の席に。その様子を、挙動不審なくらいに気にしていたたくやもまた、自身と同じ継続組のひなのから2ショットに誘われる。最初こそ「ハイ、メッチャ、キンチョウシテマス」と、かつての“宇宙人モード”になってしまっていたが、「私がすごい、会いたかった人で」と迫られると、“むむ?”とうれしそうな表情を浮かべていた。どちらも大人っぽいビジュアルゆえ、新たな恋の予感が舞い込んでくるのも不思議ではないが……今年も『卒業編』いよいよ開幕!
一条皓太