【ドラフト】「左のエース目指す」 DeNA、金渕(工大一高)にあいさつ
24日に行われたプロ野球ドラフト会議で、DeNAから育成3位指名を受けた八戸工大一高の金渕光希投手が31日、同校で球団関係者から指名あいさつを受けた。金渕投手は「ハマの左のエースと呼ばれるように頑張りたい」と決意を披露した。 金渕投手は六戸町出身。最速144キロの直球と切れのあるスライダーが武器の大型左腕で、同校では2年春から背番号1を背負い、昨夏の青森大会準V、今夏は4強入りに貢献した。身長183センチ、体重87キロ。 31日は、八馬幹典アマスカウティングディレクターと河野亮アマスカウトが八戸市の同校を訪れ、長谷川菊雄監督や金渕投手らと懇談。河野スカウトは「体のサイズとコントロール、直球の回転、変化球の曲がり方が印象的だった」と評価した点を明かし、「体を作り直すことで直球はまだまだ速くなる」と期待感を示した。 球団関係者によると、金渕投手は11月中に仮契約を結び、12月上旬に横浜市内で入団会見に臨む予定。来年1月上旬には入寮し、合同自主トレに参加する。
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