「言葉の力」の体現者が語るあの日の記憶 「徳島大空襲」の燃え盛る炎の中を生き延びた11歳の少年【徳島】
JRT四国放送
「徳島大空襲」の燃え盛る炎の中を、11歳の少年が生き延びました。 元・徳島新聞論説委員長の岸積(きし・つもる)さん90歳。 記者として長く一線で活躍し、朝刊1面のコラム「鳴潮」でも健筆をふるった生粋の新聞人です。 「言葉の力」の体現者、岸さんが語るあの日の記憶。 (岸積さん) 「僕はね、見出しつけたんですよ。故郷もまた戦場であった、見出しをつけるんだよね。この文章何度も書いてきました、故郷も戦場だ」 1945年7月4日「徳島大空襲」、未明から2時間にわたり続いた米軍の爆撃によって徳島市は焦土と化し、約1000人の命が奪われました。 当時11歳だった岸積さんは生家のあった中州の町を逃げ惑いました。 (詳しくは動画で)