札幌市ヒグマ調査用センサーカメラ盗難被害 セキュリティボックスごとなくなる
札幌市は、1日、市内に設置していたヒグマ生息調査用のセンサーカメラが盗難にあったとして札幌南警察署に被害届を提出しました。 札幌市環境局によりますと、札幌市中央区伏見の都市環境林内に設置したセンサーカメラ1台が、盗難防止のセキュリティボックスとワイヤー鍵と共に無くなっていることに10月28日に気が付いたということです。 このカメラは、委託管理業者が鍵で開錠するか、人為的にワイヤーを切断しない限り取り外せない構造となっているため札幌市は盗難された可能性が高いと判断し、10月29日に警察に被害届を提出したということです。被害額は3万4千円だということです。 盗まれたカメラから転送されたデータには、10月25日の正午過ぎにカメラ前を通り過ぎた人物が写っているということです。 札幌市は「窃盗はもちろん、故意に触る、位置を動かすなどの行為は市民生活の安全確認に多大な影響を及ぼし、適正な公務の執行を妨害する結果となりかねません。決して触れないようにお願いします」と呼びかけています。
HTB北海道ニュース