定住者ゼロ&冬は立ち入り禁止!?岐阜のディープすぎる限界集落"根尾越波"を見守り続ける人々とその理由とは…
集落の人たちの心の拠り所「八幡神社」で年に一度のお祭り
修理や再建を繰り返し、集落を守ってきた「八幡神社」は、越波の人たちの"心の拠り所"になっていました。 八幡神社で、毎年お盆に行われる恒例行事があります。それは、越波にゆかりのある人達が集まり、古くからこの地で続けられてきた夏祭り。ディレクターも参加させてもらうことになりました。お祭り当日、集落の出身者やその子どもたち、孫の代までおよそ20人が集まり、この地の安寧を願いました。 (上杉要さん) 「こうやって台風が近づいてきた中、皆に来てもらってありがたいです。こういう状態でいくと、この先も越波は存続できるかなと、僕は思ってますけど」 上杉要さんにとって越波はどういう存在か尋ねました。 (上杉要さん) 「僕がこの先、歳とって、向こうで(本巣市)で何もできんようになってもここへ来て、自分の好きなことをやろうかなって思ってる。ただただ越波が好きなだけです」 12月、集落への道は閉ざされ再び厳しい冬を迎えます。しかし 越波を愛する者たちの、温かい心の火は消えません。 CBCテレビ「ハートフルワールド」11月25日放送より
CBCテレビ