CAのエプロンを盗んだ容疑でピアニスト逮捕「においをかいだり、着用したり」
全日空機内で女性客室乗務員(CA)のエプロンを盗んだとして、警視庁東京空港署は14日までに、窃盗容疑で東京都練馬区南田中1丁目、ピアニスト斉藤一也容疑者(34)を逮捕した。署によると、「まちがいない」と容疑を認めており、「女性の制服をコレクションすることが趣味でにおいをかいだり、自分で着用していた」と供述しているという。 逮捕容疑は4月25日午後、沖縄県石垣市の新石垣空港に駐機中の機内のギャレー(調理室)で40代のCAのエプロンを盗んだ疑い。全日空から4月に「エプロンが盗まれている」と署に相談があり、捜査していた。 6月にも全日空の機内でエプロンを盗んだと供述しており、署は自宅などから女性用エプロンやナース服などを押収した。押収したエプロンやナース服については斉藤容疑者は「中古品を購入した」と供述している。 斉藤容疑者は作曲家や演奏家が所属する「東京コンサーツ」に所属しており、同事務所は14日、公式HPでコメントを発表。「本日、弊社所属のアーティスト齊藤一也が窃盗容疑で逮捕されたという報道がございました。まずは、被害者の方に心からお詫び申し上げます。また、関係者の皆様、これまでご支援いただきましたファンの皆様には、たいへんご迷惑とご心配をお掛け致しましたことを深くお詫び申し上げます。現在、詳細な事実確認を行っておりますが、この事態を重く受け止め、関係各位の皆様へご対応をさせていただく所存です」と謝罪した。
報知新聞社