劇場版『はめふら』内田真礼・小野賢章も胸キュンした「カタリナの天然魅了スキル」
お二人が思わず胸キュンしたシーンは?
【お二人が思わず胸キュンしたシーンは?】 ――小野さんがカタリナに「キュン」としたシーンは? 小野 アーキルがカタリナに「そろそろ街を出ていくよ」と伝えるシーンがあるのですが、その時にカタリナがものすごく悲しそうな顔をするんです。それで「また会いに来ていい?」と言ってくれるのですが、そんなことを言われたら男は「好きなの!?」って勘違いしちゃいますよね。 内田 本当に人たらしだね(笑)。 小野 そう。しかもそれを無自覚にやっていて。アーキルも「まだあと数日だったらいるよ」と言うんですけど、カタリナの術中にまんまとハマっていますよね(笑)。カタリナが人たらしだと言われる理由がよく表れているシーンだと思いました。 ――では、内田さんがアーキルに「キュン」としたシーンは? 内田 私はやっぱり「ラーニャム」がすごく好きです。乙女ゲームで言うと、最後のスチルゲットの場面じゃないですか。もちろんカタリナとしては攻略しようと思って行動しているわけではないのですが、乙女ゲームらしいトキメキを感じられるシーンだなと思います。 ――個人的にお気に入りのキャラクターがいたら、教えてください。 小野 やっぱりクミートですかね。アーキルとの会話の中でも、長く一緒に生活してきたことが伝わってきて、ずっと二人で支え合って生きてきたんだろうなって。アーキルにとって、なくてはならない存在だと感じました。 内田 村瀬(歩)くんがすごかったよね。もう村瀬くんのためにあるようなキャラクターだと思いました。他にこんな女性らしく演じられる男性はいないと思います。 小野 「村瀬劇場」だったよね。ちょっと言い方が失礼かもしれないけど、女性より女性らしかったというか。 内田 確かに! 小野 女性が女性の役を演じる時に、「女性らしく演じよう」とはたぶん思わないじゃないですか。やっぱり男性が演じているからこそ、客観的に女性を見て研究できるんだろうね。 内田 うんうん、そうだね。すごく魅惑的でした。 【最後に】 ――それでは最後に、ファンの方へメッセージをお願いします。 小野 今回初めて参加させていただいたのですが、できることを全部、全力でやらせていただきました。新たなオリジナルキャラクターも登場し、いつもとまた違った「はめふら」を楽しんでいただけるかと思います。最後はニコニコになれる作品ですので、ぜひ劇場で思い切り楽しんでください! 内田 これまでの「はめふら」の楽しさをそのままに、さらにパワーアップした内容となっています。カタリナは今回も破滅フラグに出会うわけですが、「はめふら」らしく解決していく姿がとても爽快で楽しいので、観ていただけたら嬉しいです!
寺林 沙樹