セガの黄金期が再来? 2025年の動きに注目
セガといえば任天堂のライバルだった世代。衝撃だった。 セガといえば、任天堂・ソニーと並ぶ、日本が誇るゲーム会社です。セガサターンやドリームキャストといった家庭用ゲーム機をはじめ、代表作ともいえる『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』も世界的に有名。『バーチャロン』や『プリント倶楽部』や『ムシキング』など、一世を風靡したアーケードゲームもたくさんあります。そんなセガが今、黄金期再来を目指し、新たな道へ進もうとしているようです。
復刻版的なミニゲーム開発は、今後なさそう
往年の名作が新しいコンソールでリメイクされたり、再リリースされることは今や王道。セガもこれまで、ジェネシスミニやメガドライブミニなど、かつて発売された家庭用ゲーム機の復刻版を数多く販売してきました。 しかし、代表取締役社長COO 内海州史は英ガーディアン紙のインタビューに対し、今後セガサターンやドリームキャストのミニ版をリリースする予定はないとコメント。「私たちはレトロな企業ではありません」と、過去よりも未来に目を向けていることを明言しました。 伝統には感謝していますし、大切にしますが、同時に新しいものも提供していきたい。 そうでなければ、我々は歴史になってしまいます。 当社が目指すのは、そこではありません。
自社でサブスクサービスの展開を検討
さらに、セガでは今後、サブスクリプションにも力を入れていくことを表明。Netflixのようなサブスクサービスを独自に立ち上げることを検討しているようです。 現在、セガのソフトは複数のストリーミングサービスで配信され、一定の人気を得ていますから、自社サービスを展開すれメリットはあるでしょう。ただ、サブスク戦国時代の今、「他社の配信サービスから削除されるだけ」や「今から新規参入して生き残っていけるのか」など、業界では不安視する声もあるようです。
人気シリーズの続編はこれからも製作
未来に向かって進もうとするセガですが、過去の人気ゲームを否定しているわけではありません。最近の格闘ゲーム人気の波に乗り『バーチャファイター』を復活させるほか、『ペルソナ』などのRPG系も引き続き好調。サッカーチーム育成ゲームの『Football Manager』シリーズも世界的に人気です。