神戸マラソン2024 病院搬送者は34人 高温影響か、例年より熱中症疑い多く
神戸マラソン実行委員会事務局によると、17日の神戸マラソンでは、延べ740人の参加者が救護所などで手当てを受けた。救急車などで病院へと搬送された人は34人に上り、例年より熱中症の疑いが多かったという。気温が高い状況が影響したとみられる。 【写真】神戸マラソン終盤の難所とされてきた浜手バイパスの急坂 スタート時(午前9時)のコンディションは、天候曇り、気温20・0度、湿度86%。フィニッシュ地点の気温は午後4時時点でも21度だった。 神戸地方気象台によると、神戸市内の最高気温は22・3度で、最低気温は18・2度。ともに平年より5~8度高く、1日を通じて気温の高い日が続いた。 コース周辺では午前7時~午後5時ごろまで交通規制を実施し、一部で規制解除が遅れたが、目立ったトラブルはなかった。(篠原拓真)