山﨑賢人、新年の抱負は「ヘビのように脱皮」 浜辺美波は福田雄一監督の“洗礼”明かす【「アンダーニンジャ」完成報告会見】
現代社会に潜む新たな忍者像を描いた花沢健吾氏の人気コミックを実写映画化した「アンダーニンジャ」の完成報告会見が1月6日、都内で行われ、主演の山﨑賢人、ヒロインを演じる浜辺美波が出席。それぞれ「ヘビのように脱皮を繰り返し、いい人になれるように生きていきたい」(山﨑)、「皆さんのアクションを見てかっこいいなと思ったので、まずは体力をつけるために、ウォーキングから始めたい」(浜辺)と新年の抱負を語った。 【フォトギャラリー】「アンダーニンジャ」の場面写真14枚 山﨑は忍者組織「NIN」の末端忍者・雲隠九郎(くもがくれくろう)を演じており、「原作は(連載が)続いているので、どの部分を映画化するのかワクワクしていたが、アクションとコメディが融合した、映画にしかない『アンダーニンジャ』が撮れている」と確かな手応え。脚本・監督を務める福田雄一とは、「斉木楠雄のΨ難」「ヲタクに恋は難しい」に続く3度目のタッグで「福田組はやっぱりすごく楽しい」と振り返った。 一方、忍者たちの戦いに巻き込まれていく女子高生・野口彩花役を務めた浜辺は、「洗礼を受けました。初日から脚本以上のことを現場で足してくださる」と、初めて本格参加した福田組について言及。「例えば『こういう表情で』とか、いろんな指示をくださって、終わった後は達成感より喪失感が……。楽しい撮影でしたが、いざ自分の番になると心臓の高鳴りを感じた」と苦笑いだった。 会見では、本作のワールドプレミアが米ロサンゼルスで開催されることが発表された(詳細は後日公表)。山﨑と浜辺の現地入りも決定しており、「めっちゃ盛り上がったらうれしい。『アンダーニンジャ』を世界中に轟かせてやろうと思う」(山﨑)、「山﨑さんはこういうイベント慣れていると思うので、私は影で暗躍したい」(浜辺)と意気込んでいた。 完成報告会見には山﨑と浜辺、福田監督に加えて、共演する間宮祥太朗、白石麻衣、山本千尋、宮世琉弥、坂口涼太郎、長谷川忍(シソンヌ)、木南晴夏、ムロツヨシ、岡山天音、平田満も出席した。 ムロは先日結婚を発表した伊藤沙莉について「電話で報告が来た」と明かし、「まさかの相手(劇作家で脚本家の蓬莱竜太氏)が20年来の友人でして」と驚いた様子。伊藤とは親子役を演じたこともあり「この1年は、伊藤沙莉を支えようかなと思う」と、こちらも新年の抱負を語った。福田監督から自身の結婚についてツッコミが入ると「それはないよ。自分は人のために生きていく」と語り、「沙莉、おめでとう!」と改めて祝福の言葉を投げかけていた。 「アンダーニンジャ」は、1月24日公開。完成報告イベントに出席したキャストと役どころは以下の通り。 ●山﨑賢人/雲隠九郎役 「NIN」の末端忍者(下忍)。暇を持て余す生活を送っていたが、ある日、戦後70年以上にわたり地下に潜り続けている、「アンダーニンジャ」(通称UN)と呼ばれる組織の動向を探るという重大な“忍務”を言い渡される。 ●浜辺美波/野口彩花役 九郎が潜入する講談高校の女子高生。忍者の戦いに巻き込まれていくことになる。 ●間宮祥太朗/加藤役 忍者組織「NIN」のエリート忍者(中忍)。雲隠九郎に重大な忍務を言い渡す。 ●白石麻衣/鈴木役 忍者組織「NIN」に所属する凄腕のくノ一。 普段は小説家の編集者として働いている。 ●山本千尋/山田美月役 講談高校の生徒で学園のマドンナ的存在で、周囲を翻弄する“あざと女子”。 ●宮世琉弥/蜂谷紫音役 「NIN」の一員で組織トップの孫。実力派忍者だが、戦闘中も常にクマのぬいぐるみを抱いている。 ●坂口涼太郎/瑛太役 野口の幼馴染で不登校になっていたが、九郎と行動を共にする男子高生。忍者ではない。 ●長谷川忍/担任役 九郎が潜入するクラスの担任教師。 ●木南晴夏/川戸愛役 ビールが大好物で陽気な九郎の下の階に住む女性。 ●ムロツヨシ/大野役 九郎の隣人でリストラにあってしまった冴えないサラリーマン。 ●岡山天音/猿田役 「NIN」から脱獄し、抜け忍となった。猟奇的な性格で、常に戦場を求めている。 ●平田満/主事役 表の顔は講談高校の主事だが、裏の顔は音を聞き分ける“順風耳”の使い手である謎の人物。