香取慎吾が『24時間テレビ47』SPドラマ「欽ちゃんのスミちゃん」に出演決定 “猪八戒”伊藤淳史と18年ぶりドラマ共演【コメントあり】
8月31日(土)、9月1日(日)に放送される『24時間テレビ47』(日本テレビ系 午後6時30分~翌日午後8時54分)内で放送されるスペシャルドラマ「欽ちゃんのスミちゃん~萩本欽一を愛した女性~」に、萩本欽一と親交の深い香取慎吾の出演が決定した。 【写真】香取慎吾が萩本欽一に贈った絵「スミちゃんの欽ちゃん」 スペシャルドラマ「欽ちゃんのスミちゃん~萩本欽一を愛した女性~」は、日本の芸能史上に燦然と輝くレジェンド・萩本欽一と亡き妻・澄子さんの半世紀に渡る不器用だけど心に迫る愛の物語。日本テレビに眠る貴重な萩本の映像も織り交ぜて送る。 「視聴率100%男」とうたわれた日本屈指のコメディアン・萩本欽一の10代から80代までを演じるのは、伊藤淳史。そして、まだ駆け出しの萩本がずっと特別な想いを抱き続けた女性であり、“欽ちゃん”を半世紀にも渡って支え続けた妻・澄子さんを波瑠が演じる。 新たに出演が発表された香取慎吾が演じるのは、欽ちゃんの若かりし頃から約半世紀にもわたり、今なお伴走し続けるマネージャー役。 香取が萩本と『全日本仮装大賞』で20年以上も一緒に司会でタッグを組んでいることは有名だが、実は二人の歴史はさらに古く、初共演は1994年。 若干17歳にしてレギュラーに抜擢された香取だったが、バラエティ番組での対応力、瞬発力や愛嬌を見て取り、その才能を見抜いた萩本は、熱心に香取を導き、香取もその教えに貪欲に食らいついていった。 香取は当時をこう振り返る。「欽ちゃんからもう本当にいろんなことを教えてもらいましたが、大きかったのは、僕が10代の頃、『慎吾ちゃん、何も考えなくていい。思ったこと言って』と言ってくれたこと。そこから僕はバラエティ番組などで、頭に浮かんだことを声にするスタイルを作ることができました。香取慎吾というものを形成してくれた、大きな1つだったと思っています。他にもたくさん技を学ばせてもらいましたが、単純にバラエティとしての技というだけではなくて、『そこにはちゃんと心が必要で、愛を持っていないと』と教わりました」 こうして二人は30年、親子のような、師弟のような、古くからの親友のような、一言では表しがたい関係を築いている。「欽ちゃんは僕にとってすごく大きな存在です。大好きです」 香取は、昨年の『第99回全日本仮装大賞』の収録前に、今は亡き欽ちゃんの妻・スミちゃんの肖像画を描いて欽ちゃんにサプライズでプレゼントしている。香取がこの絵につけたタイトルは「スミちゃんの欽ちゃん」。 香取「スミちゃんは、きっと欽ちゃんのことを否定も肯定もせずに、だけど温かく寄り添う人だったんだろうなと思います。欽ちゃんはスミちゃんが奥さんで、幸せだったろうな。欽ちゃんとスミちゃんのお二人にしか作り上げられない、この上ない夫婦の形を描くドラマに参加させてもらうことがとても楽しみです」 本作は、欽ちゃんが第1回放送の司会を務めた『24時間テレビ』をはじめ、欽ちゃんがエンタメ界に変革をもらした数々の伝説番組のアーカイブス映像・初出しの密着映像も織り交ぜて放送。中には、香取との心温まる場面も。 本作では、香取と萩本欽一役の伊藤淳史の18年ぶりのドラマ共演も見どころ。『西遊記』(2006年/フジテレビ系)で、香取は主人公・孫悟空を演じたが、その大切な仲間である猪八戒に扮したのが伊藤だった。18年の時を経て、コメディアンとそのマネージャーという、またしても「仲間」の間柄での久しぶりの“再会”となった。 香取「またご一緒できてすごくうれしかった!今回久々に会って、懐かしい話もできてすごく楽しかったです。本作では僕の大好きな欽ちゃんを、伊藤さんという大好きな俳優さんが演じていて…。伊藤さんは欽ちゃんでしたよ!欽ちゃんの、すごく特徴がある話し方が急にポコッと入る、そんな感じもとても似ています。大好きな俳優さんが、僕の大好きな欽ちゃんを演じることもうれしかったです」 伊藤「久々の共演でドキドキしていましたが、支度中に“悟空!お久しぶりです!”と呼びかけたら、“猪八戒!”と呼び返してくれて(笑)。香取さんは身近に欽ちゃんを見て、マネージャーさんもご存じの方。香取さんが今日、マネージャーさんが欽ちゃんをとても大事にして、大好きでいてくれているということを表現してくださったおかげで、とても楽しく演じることができました」 最後の共演シーンを撮影したあとは「写真撮ろうよ!」と仲良く互いに記念撮影。「また何年後か…共演したいね!」と笑顔で語り合っていた。