「ザクッ!ザクッ!」そしゃく音が魅力 昭和の菓子ボンボン 令和の今、「果汁のしずく」大人気
甲府市の会社がつくる昭和の菓子「ボンボン」が令和の今、SNSで話題となり入手困難となっています。 こうした中、フリマサイトでは10倍近い値段で転売される事態も起きています。 【写真を見る】「ザクッ!ザクッ!」そしゃく音が魅力 昭和の菓子ボンボン 令和の今、「果汁のしずく」大人気 カラフルで可愛らしい見た目と中からトロッとあふれ出すシロップ。 昭和の菓子「ボンボン」の人気が再熱しています。 街の人は: 「TikTokとか(YouTubeの)ショート動画とかでよく見る」 「東京に遊びに行ったときに探したけど、全部売り切れで買えていない」 人気の理由は… 西垣友香キャスター: 「ザクッ!ザクッ!この軽快なそしゃく音です。癖になります!」 食べたときの心地良い音やカリっとした砂糖とシロップの二重構造の食感が注目されています。 さらにこのボンボンの中でも山梨限定販売の「果汁のしずく」(1箱13個入り 税込み648円)という商品が今、大人気。 フリマサイトでは定価の10倍近い値段で高額転売されているほか、道の駅富士吉田ではきのう13日に1人1箱までと購入制限がかかったにもかかわらず、140箱が30分足らずで完売しました。 西垣キャスター: 「人気を集めているボンボンは甲府市の工場で作られているんです!」 甲府市で74年にわたって菓子を製造している八雲製菓です。 八雲製菓 石井勲社長: 「正直言って驚いています。ここまで売り上げを作れたことはないので」 会社にはボンボンに関しての問い合わせが殺到。 注文数は去年と比べ約3倍にまで急増しています。 一方でボンボンは外側の砂糖を乾燥させる作業に時間がかかるため出荷まで3週間ほど必要で供給が間に合っていない状況だといいます。 八雲製菓 石井勲社長: 「本当にありがたいんですけど、実際追いついていないというのが本当のところで、だけどそれをしっかり出せるように体制作りをしていて、需要にも応えられるように美味しくて安全な物を作って、安心して食べてもらえるボンボン作りに社員一丸となって取り組んでいます」
“幻”の菓子ボンボンを令和の時代にも届けるべく奮闘しています。 八雲製菓: 「八雲製菓はボンボンでガッチリ!」
テレビ山梨