小池都知事が定例会見7月6日(全文1)テレワーク・デイズ23~27日まで実施
東京都の小池百合子知事が、6日午後2時から定例会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「【中継録画】東京都・小池百合子知事が都庁で定例会見(2018年7月6日)」に対応しております。
各地の豪雨、オウム真理教松本死刑囚7人の死刑執行、サッカーW杯についてひと言
日刊工業新聞:ただ今から知事の定例会見を始めます。それでは知事、お願いします。 小池:はい。それでは本日、7月6日の記者会見を始めさせていただきます。まず、梅雨が明けたはずではありますが、各地で記録的な豪雨が続いております。大きな被害をもたらしているということでございまして、まずはそれぞれ、被災されておられる地域の皆さま方にお見舞いを申し上げたいと思います。 それから今日は、オウム真理教の元代表の松本死刑囚ら7名の死刑が執行されたということで、一言申し上げておきます。弁護士一家殺害、そしてサリン事件など、オウム真理教を巡ります一連の事件で亡くなられた方に、まずお見舞いを申し上げます。そしてまた、いまだに障害を持っておられる方々にもお見舞いを申し上げたく存じます。被害に遭われた方、そしてそのご家族の方々の、これまでの長い期間、いろんな思いがあったと思います。まだ胸が痛むところでございます。 これを申し上げているのは、ご承知のようにこのオウム事件は都庁と無関係ではございません。オウム真理教は95年の5月に、小包爆弾を送ってきたことによりまして、私が今おります知事室の隣に秘書室がございますが、その中の職員が爆弾を開けたことによって、指がほとんど吹っ飛ぶというような、そのような事件が起こっているわけでございます。そのことを思いましても、これはまったく許せないという思いでいっぱいでございます。 私もあの日のことをよく覚えております。95年ですから1月には阪神大震災がありましたし、そしてそのあとサリン事件ということで、当時、国会の議員会館におりましたときに、もうサイレンがわんわん鳴って、いったい何事かという、その異常なあのときの瞬間というのも覚えているところでございます。 テロといいますと、海外から誰かがやって来て、日本でテロを起こすというようなふうに思いがちではございますけれども、そもそも国内でこのようなテロが二度と起こることのないように、そしてましてや、オリンピック・パラリンピックを控えている東京でございます。より一層、しっかりとしたセキュリティー、そして安全対策をしていきたいと、このように考えております。 もう一言でありますけれども、サッカーのワールドカップですね。残念ながらベスト8にならなかったわけでございますけれども、素晴らしい選手の皆さん、そして西野監督をはじめとするチームの皆さんの活躍ぶりに感謝したいと思っております。そして2019年のラグビーワールドカップまであと441日。今回のロシア大会を見ておりましても、サポーターはずっとあちこち応援して回ってるわけですよね。ですからそのようなことが来年、同じように日本各地の会場を、選手はもちろんですがサポーターの皆さんが駆け回ると、応援に回るというようなことを考えますと、こちらのラグビーのワールドカップの準備のほうも怠りなく進めていきたいと思います。それと、日本人のサポーターの方々、ごみ拾いをしたということで、ましてやチームの皆さん、選手の皆さんのあの美しいロッカールーム、これはまさしく日本としても誇るべきことではないのかなというふうに思っております。