「1日でも早く当たり前の日常に」能登半島地震チャリティーコンサート 三重・志摩市
歌手の山崎ていじさんら16人の歌手がチャリティーコンサート=志摩市(三重テレビ放送)
石川県の能登半島で起きた地震で被災した人たちへ三重県から歌で希望を届けようと、20日、志摩市でチャリティーコンサートが開かれました。 コンサートは歌手の山崎ていじさんなど、三重県を拠点に活動する歌手らが協力して開いたもので、20日は16人の歌手が出演しました。 会場には約500人の観客が集まり、復興への思いを込めながら1人500円ずつ、能登半島地震の被災地へ支援金を寄付しました。 また、コンサート開始前には、志摩市役所防災危機管理室の矢吹匡さんが講演を行い、観客も真剣な表情で話を聞いていました。 その後のコンサートでは、16人の歌手たちがそれぞれ曲を披露し会場を盛り上げ、会場が一体となって楽しいひとときを過ごしていました。 このコンサートで集まった支援金は、志摩市を通じて被災地に贈られます。 歌手の山崎ていじさんは「1日でも早く復興に向けて当たり前の日常が戻りますように。それを願ってこのチャリティーコンサートを開催しました。その思いをそれぞれに込めてしっかりと歌いたい」とメッセージを送りました。