ダイハツのミラ イース GR SPORT コンセプトは市販化間近!? かつてのミラ・ターボが復活か
2025年1月10日から開催された「東京オートサロン2025」(千葉県・幕張メッセ)に、ダイハツは、かつての「ミラ・ターボ」を彷彿とさせるホットハッチを展示した! 【写真を見る】ミラ イース GR SPORT コンセプトなどの全貌はこちら(11枚)
4人乗りの実用ホットハッチ
ダイハツは、軽自動車「ミラ イース」をベースとしたホットハッチモデル「GR SPORT コンセプト」を展示した。 ダイハツにおけるGR SPORTモデルとしては、「コペン」に続く第2弾だ。注目は市販モデルにはない5MT(コペンのモノを流用)およびエンジンのターボ化だ。 これらはすでにミラ イースのモータースポーツ参戦車両に投入されている技術だ。結果、戦闘力を高めたことで、全日本ラリー選手権等で活躍している。 ちなみに、モータースポーツ参戦車両はオリジナルタワーバーやオリジナル6点式ロールケージなどを装備。リヤシートを省き、定員をふたりとするなどスパルタン仕様だ。 これに対し、ミラ イース GR SPORT コンセプトは市販化を想定しているのが特徴で、4人乗りだ。ダイハツのリリースにも「モータースポーツのすそ野を広げ、走る楽しさをみんなのものにするためのエントリースポーツ」と、記されているように、誰もが楽しめるホットハッチを目指しているのだ。 かつてのミラ ターボを彷彿とさせる刺激的な1台に、東京オートサロン2025では大きな注目を集めていた。ライバルであるスズキの「アルト ワークス」もなき今、あらためて軽ホットハッチの復活を望みたい! なお、広報担当者によれば市販化は未定とのこと。
文と編集・稲垣邦康(GQ)