騎乗停止の武豊騎手がオフィシャルサイトで謝罪 「胸にズシンと響くものがあります」
13日のシンザン記念でタイセイカレント(5着)に騎乗した際、最後の直線で外側に斜行して25日から2月2日まで9日間(開催4日間)の騎乗停止となった武豊騎手(55)=栗・フリー=が15日、自身のオフィシャルサイトで謝罪した。 『大きなペナルティ』と題した日記で、「動き自体は大きいものではありませんでしたが、さざなみが広がるような形で影響が広がり、結果的に多くの人馬とその関係者にご迷惑をおかけしてしまいました。また、騎乗停止の間に依頼をいただいていた関係者の皆さんにも、謹んでお詫びを申し上げます」と謝罪。 同騎手の騎乗停止は、2019年6月2日以来、約5年半ぶり。当時は東京11Rのロジクライで発走後に内へ斜行し、開催1日間の騎乗停止だった。「9日間の騎乗停止となるといつ以来か思い出せないほどで、胸にズシンと響くものがあります。事象が起きた直後、ペナルティはもらうなとすぐに思いましたが、これほどの重いものになったのは正直に言わせてもらえれば意外でした」と心境を記した。 今週末の騎乗は可能で、19日の日経新春杯では武幸厩舎のタッチウッドとコンビを組む。「今週末の騎乗は大丈夫なので、メンタルを立て直して週末は中京でしっかり乗ります」とつづった。