「輪島高校 新入生は最も少ない76人」輪島の将来を見据えて新たな高校生活の一歩
これから始まる新生活に心躍らせているのは石川県輪島市輪島崎に住む、崖顕さん。地震の復旧作業や炊き出しに参加しながら受験勉強を続け輪島高校への合格をつかんだ崖さん。入学式を迎え高校生活に胸を膨らませていました。 【写真を見る】「輪島高校 新入生は最も少ない76人」輪島の将来を見据えて新たな高校生活の一歩 崖顕さん 「新しいクラスになるっていうのもすごく楽しみで、新しい生活送れるの楽しみにしている。」 崖さんは同級生の多くが石川県白山市の施設に集団避難をする中、地元に残り復旧作業や炊き出しに参加。その合間を縫って勉強に取り組み、第一希望だった輪島高校に合格を果たしました。 迎えた入学式。 地震の影響で住民の多くが市外に避難していることもあり、輪島高校の新入生はこれまでで最も少ない76人です。 平野校長式辞 「未来を生きるために必要な力を、3年間輪島高校でしっかり学んでください」 高校入学後は友人といっしょに野球部に入って活動したいと話していた崖さん。新しい生活へ期待が膨らみます。 崖顕さん 「これから地域もどんどん復興していくと思うので、若い人たちも高齢者も楽しめるようなそんな感じの街にしていきたい」 父親の超さん 「人との出会いが人生を豊かにするというか、たくさんの人と出会って育ってほしい」 崖さんは大きな夢を描きながら、輪島市の将来を見据えて新たな高校生活の一歩を踏み出しました。
北陸放送