「再稼働の意義は市民に浸透してきたと思う」 原発再稼働条件付き容認掲げた現職の桜井雅浩氏が3選 柏崎市長選
新潟放送
東京電力 柏崎刈羽原発の再稼働議論に影響はあるのでしょうか。任期満了に伴う柏崎市の市長選挙は原発再稼働の「条件付き容認」を掲げた現職が3期目の当選を果たしました。 【写真を見る】「再稼働の意義は市民に浸透してきたと思う」 原発再稼働条件付き容認掲げた現職の桜井雅浩氏が3選 柏崎市長選 18日の朝、職員に拍手で迎えられ登庁した現職の桜井雅浩さん。 17日に投開票が行われた柏崎市長選で再稼働に反対する新人らを抑え、3選を果たしました。 桜井さんは柏崎刈羽原発の再稼働について、「条件付き容認」の姿勢を示しています。 【3選を決めた桜井雅浩氏】「制限を付けながらも原子力発電所の再稼働には意義があると申し上げていること、私の考え方が市民の皆様に浸透してきた(思う)」 再稼働の是非を巡っては“地元の同意”が焦点となる中、花角知事は再稼働について自ら判断した上で「県民に信を問う」としていますが、その時期や方法を明らかにしていません。 【桜井雅浩氏】「『信を問う』という知事ご本人の2回に渡る知事選挙における公約を、もう果たしていただく時期に来ている。新潟県のスケジュール感で日本全体のエネルギー計画が滞ることがあってはいけない」 柏崎市長選の投票率は53.70パーセントで、2020年の前回選挙を9.10ポイント下回り過去最低となりました。
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